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健康食「柿」「薬果‐柿」の栄養成分

柿は古来からの日本人最も親しまれてきた果樹である
生果、干果(干柿)としては貴重な甘味食品であり、渋は
染料、補強材料、漢方薬などに、へたは漢方薬、葉は容器
包み物として幅広くりょうされてきた。さらに近年、柿の若葉に多量に含まれるビタミンCが注目され柿の葉茶が脚光をあびている。
柿の葉茶は成人病の特効薬でもある
それでは、この「旬」の柿に多く含まれる栄養成分を
見ていきましょう。
代表的な成分は以下の3つ。

[ ビタミンC ]

 



ビタミンC の
  効果

 

フルーツの栄養素の代名詞ともいうべきビタミンC。
ちょっと意外かもしれませんが、柿にはみかんの約2倍、レモンやイチゴと比べても同等のビタミンCが含まれています。
体内にあっては病気に対する抵抗力を強める効能を持つこの栄養素、冬場はカゼ予防として欠かすことができません。
また、肌の美容にもいいということでも注目の集まる成分です。

歯の発育に役立つ、皮膚の内側の細胞組織を健全にする、毛細血管を健全にする
細菌の感染に対して抵抗力を強める、酸素の新陳代謝に役立つ、赤血球を再生するのに役立つ、血液の凝固時間を早める、血圧を生理的に調節する、ある種のホルモンの分泌を促進する、コラーゲンの生成に欠くことのできない成分である、動静脈吻合の確保に役立つ、特に今問題となっている血管病(動脈硬化、高血圧、心臓病)などその他の成人病の予防と治療にビタミンCは必須欠くべかざるものとなっている
実にビタミンの中の王者というべきものである。
柿の葉のお茶でつくっておくと年中、ビタミンCの補給源として活用することができる

[ ビタミンA ] 色素の一種であるカロチンが、体内にあってはビタミンAとしての働きを担います。
役割としては、皮膚や粘膜の機能保全がそれにあたり、またビタミンCと組むことで抵抗力を向上させる働きをします。
抗酸化能力も持ち合わせており、さらに発ガン物質から細胞を守る機能があることも分かってきています。

[ 食物繊維 ]

こちらも注目度の高い食物繊維です。
体内の有害物質を便通に合わせて排出する効果は絶大で、柿のような果物のほかに野菜にも多く含まれていることは周知の事実ですね。

薬果成分として特に注目されるのはこの3つです。
柿にはこれらの成分が非常に豊富に含まれていることがわかっています。



生活習慣病の予防に


これらの栄養は、恒常的に摂ることで初めて効果をもたらすもの。

その効果としては、飲酒・喫煙や食生活などの生活習慣を原因として発生する
「生活習慣病」の予防に大きな期待ができるでしょう。
 


柿が赤くなると医者が青くなる


といわれるほど、柿は健康食品としてすぐれた薬効を発揮します。
効果があると言われいてるものをざっとあげてみても・・・

二日酔い、風邪、夜尿症、高血圧、やけど、かぶれ、しもやけ、痔、虫刺され、歯痛、高血圧、脳卒中、むくみ、腹水、発熱性疾患

ここですべてのことについて解説するのは難しいので
代表的なものについてご紹介したいと思います。

柿を使った漢方薬と民間療法
しゃっくり止めに柿蒂(してい)
柿のへたを乾燥保存し、これを煎じて服用し、しゃっくり止めに使う
俗に「柿蒂湯」といわれ、徳川時代初期ころには広く利用されている。

やけどぬり薬
火や熱湯などでやけどをしたおりには、渋柿の実のしぼり汁をひんぱんに患部にぬりつけると、痛みをやわらげて治りも早くなるというもので、古くから民間に伝わる応急薬である。

しもやけに柿の実の煎じ薬
柿の実を酒で煎じたものがしもやけに効く。柿三個に酒一カップ、水を四カップ加え、とろ火で半量になるまで煎じる。しもやけの部分に朝夕塗るとよい。

たん・せきに柿紅茶の煎じ薬
秋に美しく紅葉した柿の葉を表裏の汚れを水でぬぐいとり、細かく刻んでふたつかみ程度を煎じ、冷めてから服用するとたんやせき止めに効果があるとされている。

うみだし
渋柿のへたをのぞき、果樹を厚さ5〜6ミリ程度の輪切りにして、これを焼酎に漬け込んで密封保存する。切り傷が化のうした場合や面ちょうのできものが化のうした場合などに、
漬けた柿を傷口にあてて包帯で巻きつけておくと、うみがきれいに取れるすぐれた効果がある。
このことからうみ出しと呼ばれ民間で珍重されている。

腸出血にころ柿の黒焼き
腸出血の場合の応急用として、ころ柿(干柿)を炭火で黒焼きし、これにお湯を注いで飲むと出血が止まるとされている。これについては、「本朝食鑑」(1695年)では血痢(下痢に血の混じるもの)が続くばあい、干柿肉一個分を水でせんじて服用すれば治ることが記録さているが、これをさらに応用した民間薬としたものであろう。

下痢、腹痛に柿花の黒焼き
柿の花は5月中旬から6月上旬にかけて開花するが、雄花、雌花ともに満開後6〜7日ころから花弁が落下する。これを集めて黒焼きにして瓶に密封保存し、下痢、腹痛時に茶さじ一杯程度を服用すると効果があるとされている。

渋柿で高血圧症予防
市販の柿渋を求め、これを適当にうすめ常用すると、高血圧予防によいとされる。
柿渋の原液は臭気、渋味もはなはだしいので、うすめるおりに、はちみつやレモン汁をそえて飲用される。近年、乾燥加工し粉末あるいはペレット状に加工したものが市販されており、わずかに渋味は残るがほとんど臭気はなく服用しやすい。なお、柿のタンニン物質はシブオール名づけられ、主な成分は没食子酸とフロログルシンであるとされてきたが、現在ではロイコデルフィニジンの配糖体で、ロイコアントシアニンが構成成分となっていることが明らかにされている。ところで、この化学構造式はルチンとよく類似しているが、周知のとおりルチンは毛細血管の老化を防ぎ、高血圧を防止するものとして広く利用されており、柿渋が古くから高血圧予防に用いられてきたことは、それなりの意味を持っているかもしれない。

せき止めに干柿の白粉
干柿の白粉を集めて缶に密封保存し、これを茶さじ一杯程服用すれば、せき止めに聞くとされる。干柿の白粉は古くから柿霜と呼ばれ、「大和本草」(1708年)にも「霜は柿霜という薬品なり」とある。徳川時代には、この柿霜を集めて将軍家に献上する大名があってが、薬用、甘味品として重宝されたものであろう。

生柿で二日酔防止
酒の悪酔や二日酔防止に生柿は効果があるとされている。これは柿に含まれるタンニン物質が胃の粘膜を収斂(シュウレン ちぢむ)してアルコールの刺激作用を保護すること、タンニン物質やペクチンが胃陽からのアルコール吸収を抑えること、さらに又、果実中に含まれる酵素(カタラーゼ、ペルオキシダーゼ)がアルコールの酸化、分解を促すことなどによって、血中アルコール濃度の上昇を防止するものと考えられている。このほか、果実中に多く含まれるビタミンCは、急性アルコール中毒時の副腎機能低下に役立ち、また柿の利尿作用も加わって、酒酔い防止に効くとされている。柿と酒酔予防については、すでに徳川時代には広く認められていた。


[ 二日酔い ]

◆「ビタミンC」
ビタミンCはアルコールに対して、血中から排出する効能を持っていることが分かっています。

◆「タンニン」
このタンニンには古くから解毒作用があることが知られており、アルコールにあってもその排出を助ける効能を持っています。
また、胃壁の保護や腸でのアルコール吸収を抑制するといった効能もあるようです。

◆「カリウム」
ミネラル分としても有名なカリウムです。
利尿作用を生むとされており、これを豊富に含む柿を食することは大きな利尿効果を得るところとなります。


[ 高血圧 ] 柿の葉には豊富にビタミンC含まれ、柿の葉茶はすぐれた薬茶です。  

これはビタミンCの供給のほか、毎日飲んでいれば新陳代謝が活発になってきます。体内の循環が良くなるので高血圧や動脈硬化の予防にもよく、利尿作用もあります。  


[ 火傷や傷 ]

昔は熟していない渋柿から作られる柿渋エキスをさまざまな用途に使いました。

打ち身ややけど、かぶれ、しもやけなどは患部に、柿渋を塗ります。
痔やハチなどの虫刺されにも、効力を発揮します。

痔の場合は、干し柿を黒焼きにして粉末にし、適量を湯に溶いて飲むと、いっそう効果があります。
この黒焼きの粉は、歯痛のとき歯ぐきに塗っても効きめがあるといわれます。


 

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